USPTOとUKIPO、標準必須特許(SEP)の政策について協力することで合意(2024年6月6日公表)
米国特許商標庁(USPTO)は、USPTO長官と英国知的財産庁(UKIPO)最高経営責任者が、標準必須特許(SEP)の政策に関する両庁間の協力の枠組みを提供する合意書に署名したと公表した(署名日2024年6月3日、公表日2024年6月6日)。これに基づき両庁は以下の活動で協力する。
(1) SEPに関する政策事項についての協力と情報交換を促進し、バランスの取れた標準エコシステムを確保する。
(2) 技術的相互運用性標準の実装又は開発への貢献をしようとする中小企業に対し、公正、合理的、かつ非差別的 な条件で教育する手段を模索する。
(3) 技術的相互運用性標準の公正、合理的、かつ非差別的なライセンシングの透明性を向上させる方法を検討する。
(4) 利害関係者へのアウトリーチを行い、SEPに関連する問題に対する意識を高める。
(5) SEPに関するUSPTO及びUKIPOの活動に他の管轄区域を組み込む手段を議論する(そのような広い議論のた めの場を模索する)。
この合意書は署名日である2024年6月3日から5年間有効である。
【情報源】
米国特許商標庁(USPTO)HP:
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