USPTO、PTAB審決の長官レビュー制度等に関する意見を正式に募集(2022年7月20日公表)
2022年7月20日付官報にて、長官レビュー制度等に関する意見募集を行うことが通知された。USPTOのVidal長官は、2022年5月に長官レビュー制度の運用を明確化するための通知を出し、意見を受け付けていたが、今回の官報の発行で正式に意見を募集することが通知されたことになる。
2021年6月29日、USPTOはArthrex最高裁判決に基づき、当事者系レビュー(IPR)か登録後レビュー(PGR)での特許審判部(PTAB)の決定に対し、当事者の請求を受けて、あるいは、長官の裁量で長官がレビューできる制度を暫定的に導入した。
その他、今回の意見募集では、先例意見パネル(Precedential Opinion Panel)によるレビュー(POPレビュー)に関してなど、主に14個の質問に対する意見を求めており、質問の詳細は官報に記載されている。
USPTOは今後、意見募集の結果を踏まえ、長官レビュー制度のプロセスを正式化する意向を示している。
【情報源】
2022年7月20日付官報:
https://www.federalregister.gov/documents/2022/07/20/2022-15475/request-for-comments-on-director-review-precedential-opinion-panel-review-and-internal-circulation
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