USPTO、IDSに関するPTA陳述書の提出についての最終規則を公表(2023年6月14日公表)
米国特許商標庁(USPTO)は、情報開示陳述書(Information Disclosure Statement : IDS)に関する特許期間調整(Patent Term Adjustment : PTA)陳述書を適切な文書コードを使用してUSPTOフォームに提出することを義務付ける最終規則を公表した。最終規則では、37 CFR 1.704(d)(3)が新たに追加され、37 CFR 1.704(d)(1)に基づく陳述書を、様式PTO/SB/133に従い、文書コード「TA.IDS」を用いて提出しなければならないと規定された。最終規則は2023年7月17日に発効する。
このように書式を指定することで、出願人により提出されたIDSに関するPTA陳述書がUSPTOのシステムで認識されない事態が避けられ、その結果、USPTOと出願人との間の不要なやり取りや、審査官によるPTAの再計算が生じることを回避でき、審査の特定の側面の合理化が図られるとのことである。
【情報源】
米国特許商標庁(USPTO)HP︓
https://www.uspto.gov/subscription-center/2023/uspto-announces-final-rule-standardization-patent-term-adjustment
連邦官報︓
https://www.federalregister.gov/documents/2023/06/15/2023-12712/standardization-of-the-patent-term-adjustment-statement-regarding-information-disclosure-statements
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