2022年1月1日より、PPHの第3フェーズを開始(2021年12月21日発表)
ブラジル産業財産庁(INPI)は、2022年1月1日より、特許審査ハイウェイ(PPH)プログラムの第3フェーズを開始すると発表した。
PPHプログラムに関し、現在締結されている他国との協定は引き続き全て有効である。これに加え、INPIとの協定を有する国外当局におけるPCT下での審査結果が受理されるようになった。第3フェーズでは、従来の通常型PPHの総申請件数(日本を含めたブラジルとのPPH実施庁からの申請の総数)の上限の年間700件(IPCセクション毎に年間150件の上限あり)とは別に、PCT-PPHの総申請件数枠が上限100件設けられた。つまり、通常型のPPHとPCT-PPHとを併せて年間800件のPPHがINPIで申請受付される。
第3フェーズでは、1週間(月~日曜日)あたりの1申請者につき1件の制限を継続する。また、実質的要件を満たしていない申請の優先的取扱いは却下される。さらに、優先処理の決定に対するいかなる異議申立も不可となった。
【情報源】
ブラジル産業財産庁(INPI) HP:
日本特許庁(JPO) HP:
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shinsa/soki/pph/japan_brazil_highway.html
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