調査手数料の払い戻しに関する決定(2022年4月1日施行)
2022年1月14日付け欧州特許庁(EPO)長官の決定により、欧州特許条約(EPC)9条(2)(Art.9(2) EPC)に基づく、調査手数料の払い戻し金額が一部変更となる。変更は2022年4月1日より適用される。なお、変更となる項目は、下記2点である。
(1)2004年1月1日以降に提出された国際出願に関する国際調査(Art.15(1)PCT)
調査手数料に対する返金額の割合(%): 84%(full)/21%(partial)
(2022年3月末まで:100%(full)/25%(partial))
(2)2005年7月1日より前に提出された欧州特許出願に関する欧州調査(Art.92 EPC)
調査手数料に対する返金額の割合(%): 70%(full)/17.5%(partial)
(2022年3月末まで:100%(full)/25%(partial))
※Art.9(2) EPC:欧州サーチレポートが以前にEPOにより作成されたサーチレポートに基づく場合に調査手数料を返金することを規定
【情報源】
欧州特許庁(EPO)HP:
https://www.epo.org/law-practice/legal-texts/official-journal/2022/01/a8.html
https://www.epo.org/law-practice/legal-texts/official-journal/2022/01/a9.html
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