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発明クラブの“小さな発明家”へ特許セミナーを実施

発明クラブの“小さな発明家”へ特許セミナーを実施

トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:香川 佳之/以下、当社)は、10月24日に豊田少年少女発明クラブと共同で子どもたちの発明を知的財産へつなぐ特許セミナーを豊田産業文化センターで実施しました。

当発明クラブは毎年800点を超えるアイデア工作が集まり国内外で多くの作品が表彰されています。日常生活の困りごとを解消するアイデア工作の中には特許が取れるのでは?と期待する声がある一方で、特許のことをよく知らないのが実情です。そこで、企業の特許技術の動向調査や知的財産の戦略構築などの知的財産支援を事業としている当社が特許を知ってもらうためのセミナーを企画しました。

当日は親子で参加いただき、“特許とは?”“特許になるには?”を学んだ後、実際に特許を取得した発明実例の内容を考えるワークを行うと、子どもたちは柔軟な創造力を発揮し斬新なアイデアの回答が続出しました。特許になるには発明を誤解のない言葉にすることが重要なポイントであることから、最後は持参した自分のアイデア工作を親子で奮闘しながら言葉にし、自分の工作作品を実演しながら発明を説明することに挑戦しました。

参加いただいた親御さんからは「これまで特許は遠い存在でしたが身近なものに感じることができました」との感想や、「主婦の方の発明の事例を知り、私もぜひ特許を目指したい」と意気込みを熱く語っていただいた方もみえ、家族も一緒に特許になる発明の意欲を高めていただいたセミナーとなりました。

今回のセミナーは新型コロナの影響もあり10組の親子限定のセミナーとなりましたが、当社の強みである知的財産のノウハウを活かして未来を担う子どもたちへ知的財産を教育支援することにより創造性が育まれ、地域社会のものづくりの基盤となる「もっと豊かな社会づくり」に貢献できることを今後も考えていきたいと思います。

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