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BPTO、審判段階におけるクレーム補正を制限する新規則を公表(2023年12月12日公表)

 ブラジル特許庁(BPTO)は、2023年12月12日、審判段階におけるクレーム補正を制限する新しい規則(Legal Opinion No. 19/2023)を公表した。新規則の下では、審判段階での出願人によるクレーム補正が厳格に制限される。

 新規則では、クレーム補正が、審査部門による拒絶に対し拒絶理由を克服するものであっても、出願人は、審判請求時及び審判段階においてクレーム補正を提出することができない。また、新たな技術データの提出などは認められない。BPTOの審判部は、審査部門によって拒絶されたクレームと全く同じものを再度審理することになる。

 また、BPTOは、新規則に関する続報として、2023年12月26日、以下を公表した。

・新規則の施行日は、当初発表された2024年2月10日から2024年4月2日に延期。

・既に審判に係属中の案件については、2024年4月2日迄は、補正が可能。

・新規則の特定の内容に関しては、再検討される可能性があり、変更があればまた公表される。

 

【情報源】

DANNEMANN SIEMSENニュースレター:

https://cms.dannemann.com.br/media/documents/en/Circular_n17_f90eJQG.pdf

https://cms.dannemann.com.br/media/documents/en/Circular_n18_-_ENG.pdf

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