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特許権の譲渡やライセンスに関する提出書類への電子署名に関する決定(2024年4月1日発効)

 欧州特許庁(EPO)は、2024年4月1日から、欧州特許及び欧州単一効特許の特許権の譲渡の登録、及び、ライセンス登録又はライセンス取り消しの登録に関する証拠として提出される契約書及び宣誓書について、手書き署名に加えて電子署名の受け入れを開始した。

 電子署名が使用される場合、対象の文書は電子的手段により提出され、判読可能であり、コンピュータウイルスに感染していないかつ他の悪意のあるソフトウェアを含んでいない限り、十分な証拠として受け入れられる。

 ただし、通常、EPOは文書に適用された署名の真正性を検証しないが、疑義が生じた場合には明確な説明を求め、追加の証拠を要求することがある。

 

【情報源】

欧州特許庁(EPO)HP:

https://www.epo.org/en/news-events/news/transfers-and-licences-changes-1-april-2024

https://www.epo.org/en/legal/official-journal/2024/02/a17.html

https://www.epo.org/en/legal/official-journal/2024/02/a18.html

https://www.epo.org/en/legal/official-journal/2024/02/a22.html

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