NEWS

IP関連ニュース

  • 特許
  • 韓国

特許審査基準の改正(2020年12月14日施行)

特許審査基準の改正(2020年12月14日施行)

 韓国特許庁は、パラメータ発明の記載要件に関する韓国大法院判決2018ホ9152(以下、判決の要旨参照)に基づき、特許審査基準を改正し、パラメータ発明の記載要件をより明確にした。

 

判決2018ホ9152の要旨

 パラメータで特定される発明が発明の説明に対する記載要件を満たすためには、通常の技術者が、出願時の技術水準から見て、過度な実験や特殊な知識を付加せずとも、明細書の記載により新たなパラメータを含む発明の全ての構成を、特許請求の範囲で限定された数値範囲全体にわたって正確に理解することによりこれを使用することができ、上記構成から得られる効果もまた数値範囲全体にわたって明細書から具体的な実験、実施例等により証明され、又は通常の技術者が出願時の技術レベルから見てこれを十分に予測することができなければならない。

 

【情報源】

KOREANA Patent Firm 1月NEWSLETTER

本Webサイトに掲載する情報は、十分に内容の検討・確認をしておりますが、 その正確性や確実性等を保証するものではありません。上記点をご理解いただき、情報をご活用ください。